食事アレルギーと乳幼児からの予防☆

こんにちは!和白、新宮町のパーソナルトレーニングジム&スポーツ整体でお馴染み、STEP代表トレーナーの松永です☆

はじめに

皆さんはアレルゲンという言葉をご存知ですか?

アレルゲンとはアレルギー疾患を持っている人の抗体と特異的に反応する抗原のことです。つまり、アレルギー症状を引き起こす原因となる物質のことを言います。

今回は、食物アレルギーと乳幼児の頃から行っておくべき予防法についてお伝えしていきます☆

主なアレルゲン

3大アレルゲン

3大アレルゲンと呼ばれている鶏卵・牛乳・小麦粉は乳幼児の食物アレルギーの約70%を占めると言われています。そして、症状は次の通りです。じんましんや皮膚のかゆみ、嘔吐や下痢、呼吸困難など、人によって様々な症状が出ます。更に、重症の場合、意識を失ったり、血圧が低下したりする「アナフィラキシーショック」を起こすことがあります。

特定原材料7品目

鶏卵・牛乳・小麦粉以外にも、えび、かに、落花生、そばなどもアレルゲンになりやすい食材です。これら7品目の食材は、アレルギーを引き起こしやすい食材の為、特定原材料として容器包装された加工食品で表示が義務づけられています。

※ 卵には鶏卵のほか食鳥類(あひる、うずらなど)の卵も含みます。

※乳は牛乳由来のもので、ヤギや羊の乳は含みません。

※小麦には大麦、ライ麦等は含みません。

予防法

妊娠中のアレルゲンは避けるべき?

子どもの食物アレルギーを予防するため、妊娠中や授乳中の母親はアレルゲンとなりやすい食品を摂らない方がよい、と言われることがありますが、これには根拠がありません。母親と子どもの健康を守るため、いろいろな食品をバランスよく食べることが大切です。

いつ頃から食べさせる?

「早い時期から食べさせる」ことが予防に役立ちます。以前は、アレルゲンとなりやすい食品は消化機能が発達するまで食べさせないほうがよい、とされていました。しかし最近では、いろいろな食品を早い時期から食べさせることが食物アレルギーの予防に役立つといわれています。

たとえば卵なら、卵黄を生後6カ月ごろから食べさせることが勧められています。ただし、すでに食物アレルギーを発症している場合や、重度のアトピー性皮膚炎がある場合は、医師に相談しながら離乳食を進める必要があります。

肌荒れとの関係

食物アレルギーは皮膚のバリアー機能と関わりがあることがわかってきました。炎症を起こしている皮膚に、ほこりなどに含まれる食べ物が付着し、体に入ると、IgE抗体が作られてアレルギー反応を起こすリスクが高まります。ですから、赤ちゃんの時から保湿剤をしっかり塗って肌の炎症を防ぐことが、食物アレルギーの予防にもつながる可能性があると考えられています。

 

症状が出たら?

記録と受診

もし症状が出た場合は、食べた物について記録し持参して早めに受診する事が大切です。病院では問診に加え、必要に応じて皮膚検査や血液検査、原因と思われる食品を少量食べさせる検査などを行うこともあります。

治療が必要な場合は、必ず医師の指示に従って食品の除去などを行います。食物アレルギーの場合、成長とともに原因となる食品を食べられるようになることが多いため、「除去=一生食べられない」というわけではありません。病院では定期的に再評価をし、それぞれの子に合った食べ方を指導していきます。

自己判断をしない

病院での検査では、アレルゲンを推定することが可能です。ただし、検査の結果はあくまで「アレルギー反応を起こす可能性」を示す目安です。実際には、食べても症状が出ないことも多いのです。医師は、実際の症状の経過と検査の数値などを参考にし、アレルギー反応がでる可能性を予測したうえで、食べさせ方などを指示しています。「心配だから」という理由で、自己判断で食品の除去を行うのはやめましょう。食べさせる時期が遅くなることで、食物アレルギーを発症する可能性が高まることもあるからです。

最後に

アレルギー反応は、原因となる物質が初めて体内に入ったときに「抗体」がつくられ、2回め以降に入ってきた原因物質に反応するために起こります。しかし、食物アレルギーの多くは、初めてその食品を食べたときに症状が現れます。これは、アレルゲンとなる食品を食べる前に、傷ついた皮膚を通して食品の成分が体内に入っているためだと考えられるようになりました。ただし同じ食品でも、最初に「食べた」場合は、「異物」とみなされにくいのです。

つまり食物アレルギーを予防するには早めに「食べる」ことが有効です。その為、早い時期に多くの種類の食品を食べることが勧められているのです。

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