筋トレは万病の予防薬⁈

こんにちは!和白、新宮町のパーソナルトレーニングジム&スポーツ整体でお馴染み、STEP代表トレーナーの松永です☆

本日は、筋トレを行う事により病気予防に繋がるそのメリットについてお伝えしていきます😊

はじめに

筋トレといえば、ダイエットや体力作り、ボディメイクのイメージが強いですが、実は病気を予防する効果もある事はご存知ですか?

一般的には、体を動かす事をしていない方の場合、30歳を過ぎると筋肉量が減少していくサルコペニアと呼ばれる現象が起きます。

しかし、筋トレなどにより体に負荷を掛け続ける事によりその現象を抑制してくれる事が出来るのは以前にもご紹介しました。実は更に、筋トレにより病気予防にも繋がるのです!

それでは、そのエビデンスをご紹介します☆

エビデンス

筋トレによるがん死亡率の低下

2013年、アメリカ・スローンケタリング記念がん研究所のレマンヌらは、世界で初めて「筋トレ」と「がんの死亡率」の関係を明らかにしました。

がんと診断された18歳から81歳の男女2863名を対象に、筋トレによる死亡率への影響を調査したのです。その結果、トレーニングを1週間に1回以上行っている場合、トレーニングをしていない場合と比べて、がんの死亡率が33%減少しました。

全ての病気による死亡率を低下

またその後、筋トレへの期待は、がんによる死亡率の減少だけでなく、すべての病気による死亡率を下げることもわかりました。

アメリカ・ミシシッピ大学のダンケルらは、病気による死亡率と筋トレの関係について疫学的調査を実施し、20歳以上の男女8772名を対象にして平均6.7年の追跡調査を行っています。その結果、トレーニングを継続的に行っている場合、トレーニングをしていない場合に比べて「すべての病気の死亡率が23%減少する」ことが示されたのです。

適度な運動が大切

上記の死亡率の減少は、1週間に2~3回の頻度で継続的にトレーニングを行っている場合に有意であり、それ以上(例えば週5回)では死亡率の減少効果が低いことが明らかになりました。

「週2~3回」が最適な理由のひとつに、「トレーニングの継続性」が挙げられています。例えば、週5~7回のトレーニングを行うとします。その場合、ほぼ毎日トレーニングを行うことになり、心的飽和や疲労で継続することが難しくなるのです。

シドニーでの30歳以上のエビデンス

そして2017年、シドニー大学のスタマタキスらによって、かつてないほどの大規模調査が行われました。30歳以上の男女8万306名を対象に、週2回以上のトレーニングと週150分以上の有酸素運動が与える「がん」と「すべての病気」による死亡率への影響が調査されたのです。その結果、がんによる死亡率は31%減少し、すべての病気による死亡率は23%減少することが明らかになりました。

また、「ジムでのトレーニング」と「家での自重トレーニング」による、影響も調査しています。結果は、ジムでも家でも同等の死亡率の減少を示し、両方の環境で行えばさらなる死亡率の減少が示されています。

トレーニングが死亡率を減少させるメカニズム

・トレーニングによる血圧低下
・糖尿病のリスク低下
・グルコース代謝の改善
・全身性炎症の減少
・抑うつ症状の軽減
・認知機能の改善
・筋肉量の維持・増加

トレーニングを行う事により、以上の様な効果が発揮され、様々な病気や病気に伴う死亡リスクを軽減させる事が出来ると考えられます。

最後に

いまやトレーニングはライフスタイルの一環となりつつあります。糖尿病や高血圧などといった生活習慣病へのリスクを減らし、健康寿命を延ばす為にも必要不可欠な要素と言えるのではないでしょうか?

また、仕事や日常生活においてストレスを抱えている方や、自粛生活で気が滅入ってしまっている方にとってもトレーニングを行う事でストレス解消となり明日への活力へと繋がるはずです☆

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