重力と戦う筋肉⁈抗重力筋☆

こんにちは!和白、新宮町のパーソナルジム&スポーツ整体でお馴染み、STEP代表トレーナーの松永です☆

先日、サルコペニアについて取り上げていきましたが、今回はそのサルコペニアによって特に減少しやすい筋肉、抗重力筋についてお伝えしていきます☆

抗重力筋肉とは?

抗重力筋とは、重力に対して対抗する筋肉の総称の事を言います。そして、抗重力筋は大きく分けると5箇所に区分されます。それが以下の通りです。

1.背中:脊柱起立筋、広背筋

2.腹筋:腹直筋、腸腰筋

3.お尻:大臀筋

4.太もも:大腿四頭筋

5.ふくらはぎ:下腿三頭筋

この背中・腹筋・お尻・太もも・ふくらはぎの抗重力筋が前後に働きながら重力に対してバランスを保っていることになります。これらの筋肉が減少してしまうと、正しい姿勢の維持が困難となり、アライメントの崩れだけではなく、日常生活においても弊害が出てきます。

筋力低下に伴う影響

例えば、階段の登り下りの際に脚を引き上げるのがとてもキツく感じたり、何でもない様な所でつまずいてしまったりです。また、姿勢で言うと猫背や骨盤の歪みなどを引き起こし、それに伴う腰痛、肩の痛みなど様々な障害を誘発する原因となってしまいます。

現代人は医療や食事の変化などにより寿命が伸びました。日本人の平均寿命は江戸時代に生きていた方は50歳だと言われていました。そんな中、いまや80歳です。僅か400年で寿命が30歳も伸びています。しかし、人間の体の中身はどうでしょう?人類の進化を辿ってみると400年と言うのはあまりにも短い期間です。その間に劇的に体が変わるとは思えません。

そう考えてみると、ただ何もしないでいると筋肉が衰えて寝たきりになってしまう方が出てしまうのも納得がいきます。

終わりに

ではどうやってそれを阻止するのか?そこで必要となってくるのが筋トレです。現代人にとって筋トレは絶対に必要な事だと言えます。

もしこの記事を読んでいただいている方でトレーニングはしていないという方がいらしたら、これを機に筋トレを始めてみて下さい☆

大会に出る方の様に追い込んだトレーニングを行う必要はありません。週に2日、時間が取れなかったら1日でもいいので軽く汗をかき呼吸が少し上がる様なトレーニングをするだけでも体力の向上へと繋がります。健康的な生活を続けていく為にも、筋トレをしていないと言う方は、始められてみてはいかがでしょうか?きっと活気ある生活への足掛かりとなるはずです☆

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