食欲の秋と科学的な根拠☆

こんにちは!和白、新宮町のパーソナルトレーニングジム&スポーツ整体でお馴染み、STEP代表トレーナーの松永です☆

はじめに

夏が終わり、残暑厳しい日が続いていますが、暦の上ではもう秋ですね🍁

秋といえば、スポーツの秋、食欲の秋など涼しい気候と共に色々と活動的になる季節なのではないでしょうか?

夏は食欲が出ないけど、秋になると急に食欲が増して体重が増えてしまうという方も少ないないはずです😳

そこで本日は、食欲の秋について科学的にお伝えしていきます☆

食欲の秋とは?

四季の中で、秋が、最も食欲の増進する季節であることをいう語です。夏の暑さで落ちた体力も回復し、食材の収穫期でもあることから使われている言葉です。

科学的根拠

セロトニンの影響⁈

秋に食欲が増すのは「セロトニン」が影響しています。セロトニンは脳内で感情をコントロールし、精神を安定させる役割があります。

このセロトニンを作り出すのには、太陽光が大きく影響しています。太陽のように強い光が目から入ると、脳幹が刺激され脳内のセロトニン量が増え、より精神が安定します。

つまり、夏にはセロトニンが分泌されやすくなります。しかし、秋になると日照時間が減るため、セロトニンが減少し気分が落ち込みやすくなります。

トリプトファンを求める

セロトニンの減少を感じた身体は、精神を安定させるため、セロトニンを増やそうとします。減少したセロトニンを作り出すために、「トリプトファン」という物質を身体が欲します。

トリプトファンは、身体で作り出すことができず、肉やチーズ等といった食事でのみ摂取できます。さらに、パンやご飯に含まれるブドウ糖と一緒に食べることで吸収の効率が良くなります。つまり、秋には「精神を安定させるために食欲が増す」という事です。

基礎代謝の変化も影響

基礎代謝は一般に夏に低く冬に高いと言われています。夏は外気温が高い為、代謝を上げなくても体温を維持する事ができます。しかし、冬の寒い季節になるにつれて、体温維持の為にも代謝が上がってきます。つまり、秋は夏から冬にかけて、基礎代謝が高まっていく時期なのです。

夏から冬にかけて、生命維持に必要なエネルギー量が増える為、その分エネルギー補給のために食欲が増すということです。「食欲の秋」と言われるようになった起源かどうかはわかりませんが、少なくとも科学的に根拠づけられるというのは面白いですね。

終わりに

秋は旬の食材がまわりにあふれ、つい色々なものを食べたくなってしまう季節ですが、その分基礎代謝量も増えているのです。

食べ過ぎてしまった場合は、直ぐに運動をする事によってエネルギーが消費され代謝を上げることもできます。普段からエネルギーの収支のバランスを考え、食べたら動くという習慣をつけることにより、無駄な脂肪を付けずに健康的な生活を送ることができるのではないでしょうか☆

この記事を書いた人