熱中症の症状と対策・予防

こんにちは!和白、新宮町のパーソナルジム&スポーツ整体でお馴染み、STEP代表トレーナーの松永です☆

はじめに

福岡では梅雨が明けて、夏本番となっております♪暑い日は家の中で涼むのに限る✨という方もいらっしゃるからも知れませんが、BBQに海水浴、キャンプなど夏はアクティブに過ごしたい!と思う方も多くいらっしゃるはずです♪

しかし、夏に気を付けなければいけないのはなんといっても熱中症です💦特に感染症対策によりマスク着用が日常となってしまった現在においては身近に起こり得る病気です!そこで本日は、その症状や対策などについてお伝えしていきます☆

熱中症とは?

熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のことを言います。重症になると命に関わることもあるので、十分に注意が必要です。

熱中症が起こる仕組み

人間の体の中では、常に熱が作られていますが、その熱は、皮膚から外に逃したり、汗をかく事による体の中に溜まらない様にしています。人間の体温が36℃前後に保たれており、そういった体の中の熱を外に逃す働きがあるからです。体温を調節する働きの事を体温調節機能といいます。

ところが、気温が高い場所や、湿度が高い場所に長時間いると体温調節機能が上手く働かなくてなり、体の中の熱を外に逃がせなくなってしまいます。体の中に熱がたまって体温が上がったり、急に大量の汗をかいて体の中の水分や塩分が失われてしまいます。そして、だんだんと頭痛(ずつう)や目まい、吐き気といった、様々な症状が出てきます。

熱中症のリスクが高い環境

熱中症はおもに「気温が高い場所」「湿度が高い場所」で起こりやすいと言われています。例えば、屋外でのスポーツやランニング中、外でのレジャーを楽しんでいる時、バスや電車を待っていたり、庭で草むしりをしていたり、長時間、太陽の下にいる時は特に注意が必要です。たとえ室内や夜でも、気温が高くて風通しの悪い部屋にいるような場合は熱中症になることがあります。

外にいる時には日かげや風通しの良い場所で休んだり、家にいるときにはエアコンや扇風機を使い、部屋の温度や湿度を下げたりすることが大切です。そして、こまめに水分摂取する事も熱中症予防へと繋がります。

熱中症の症状

Ⅰ度:現場での応急処置で対応できる軽症

「めまい」「立ちくらみ」がする=フラフラになるような状態です。脳に届く血の流れが足りなり起こります。

筋肉痛や筋肉が硬くなります。筋肉が「こむら返り」をするような状態です。汗をかく事で体の中の塩分が足りなくなって起こります。

Ⅱ度:病院への搬送を必要とする中等症

頭痛、はき気、体がだるいなどといった状態です。体がぐったりして、力が入らなくなってしまうこともあります。

Ⅲ度:入院して集中治療の必要性のある重症

意識障害、痙攣、失神などを起こします。声をかけたり、ゆすったりしても、反応がはっきりしないような状態です。体がガクガクと「ひきつけ」を起こしたり、歩けなくなったりすることもあります。

高体温になり、体にさわると「熱い」と感じるような状態です。

その他の症状・熱中症のサイン

汗をかかなくなる/呼吸が浅くなったり、早くなったりする/

肌が赤く・熱くなる/水を飲むことができなくなる/顔色が悪く(白く)なる/

手足がふるえる …など

熱中症対策

こまめな水分補給

水分を摂る場合はできるだけ水を飲む様に心掛け、喉が渇いたと感じる前に少しずつ飲むと良いです。

お茶やコーヒーをたくさん飲むと、利尿作用が働き、体の中の水分が足りなくなってしまうことがあるので注意が必要です。

適度な塩分摂取

汗をかくと、体の調子を整えるために必要な塩分も、汗と一緒に出ていきます。たくさん汗をかいた時はスポーツドリンクを飲んだり、市販の塩飴などを摂取するのも有効です。ただし、摂り過ぎは良くないので適度な量を心掛けましょう。

体調が良くないときは無理をしない

汗をかくと、体の調子を整えるために必要な塩分も、汗と一緒に出ていきます。たくさん汗をかいた時はスポーツドリンクを飲んだり、市販の塩飴などを摂取するのも有効です。ただし、摂り過ぎは良くないので適度な量を心掛けましょう。

疲れている時や寝不足の時などは特に外出を控え、ゆっくり休むことも必要です。外出中に体調が悪くなったら、日陰などの涼しい場所で休むようにしましょう。

外出時の服装

暑いときに着る服は、「風を通す」「汗を吸う」「早く乾く」物を選び、外に出るときには、帽子を被るのも有効です。

室内での予防

家の中にいても、暑かったり汗が出るようであれば、エアコンや扇風機を使って、部屋の温度や湿度を下げたり、風の流れを作ったりして、できるだけ涼しい空間を作りましょう。ただし、涼しくし過ぎると体の温度調整が上手にできなくなり、外に出たときに体調が崩す事もあるので冷え過ぎにも気をつける必要があります。

熱中症になってしまったら?

もしも、熱中症になってしまったら、すぐに日陰や涼しい部屋に移動して、ゆっくり休むことが大切です。そして、体に溜まった熱を逃す為に、うちわや扇風機を使って、体に風を当てるようにします。更に、水分と塩分摂取も大切で、ほんの少しだけ塩を混ぜた水か、スポーツドリンクで水分を摂ります。その場に氷や保冷剤などがあれば、必ずタオルなどに巻いてから、首や脇の下などに当てておきます。

声を掛けても反応がなかったり、体が震えるようなときは、急いで病院で診てもらう必要があります。

最後に

熱中症の症状を理解したうえで、もし掛かってしまっても正しい処置を行う事で、回復を早める事が出来ます。そして、何より予防方法を知る事により発症のリスクを減らす事も出来ますので、日頃からの対策を心掛け思いっ切り夏を楽しんで頂ければと思います😊

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