人工甘味料で肥る化学的な理由

こんにちは!福岡東区和白パーソナルトレーニング&コンディショニングジム、STEP代表トレーナーの松永です☆ 新宮町・古賀市からもアクセス◎のジムです♪

はじめに

ダイエットはしてるけど甘い物は食べたい♪そんな時に糖質OFFの商品を手に取りたくなりませんか?!そういった商品は、確かに糖質が抑えてありカロリーも通常の物よりも低い事が多いです☆

私もトレーナーを始める前までは糖質OFFの物は当然、ダイエットや体にも良い物なのだろうなぁ  といった認識でした☆

しかし、そういった物の多くには人工甘味料が含まれている場合が殆どだという事をトレーナーとして活動していく内に知る事となりました。

日本でも健康ブームに伴い様々なカロリーOFF商品やダイエットサプリなどを目にする機会が増えました☆テレビやCM、SNS上でも様々な物が紹介されていますが、本日は糖質OFF商品などに含まれている人工甘味料がダイエットの妨げになってしまう思わぬ理由についてお伝えしていきます!

人工甘味料とは?

人工甘味料は、化学的に合成されて作られた甘味料で糖アルコールと合成甘味料が該当し、カロリーを抑えた砂糖の代替甘味料として使用されます。商品に使われるときは砂糖の甘さに近づけるため、いくつかの人工甘味料を併用している場合が多いです。

主な人工甘味料

現在日本で使用許可が出ている人工甘味料は、サッカリン、アスパルテーム、アセスルファムK(カリウム)、スクラロース、ネオテーム、アドバンテームの6種類になります。

人工甘味料を使用した商品

人工甘味料が使用されている物として、主に清涼飲料水やガムなどの食品です。先ほども述べました様に、カロリーゼロやカロリーOFFと書かれているものには、人工甘味料が使われている可能性が高いといえます。また、トレーニングをされている方の多くが摂取されているプロテインにも含まれている物が多く存します。

カロリーゼロでもカロリーは含まれる⁈

カロリーゼロの表示は、食品表示基準別表第九により、100mlまたは100gあたり5カロリー未満でしたら表示出来ます。
ペットボトル500ml当たり多くても25カロリー程になるため、1本飲んでも太る範囲内には入らない数字です。そういったことから人工甘味料の摂取が太る原因に直接関わっているとは考えづらいです。

しかし、エビデンスや私のパーソナルトレーナーとしてのこれまでの経験則として、カロリーゼロでも、人工甘味料を使用した物を摂られている方は太りやすく、体重も落ち辛いと感じました。 

人工甘味料で何故肥るのか⁈

ここから科学的に何故、人工甘味料で肥ると言われているのかについてお伝えしていきます。

①満腹中枢が麻痺する

一口に人工甘味料と言っても様々な種類がありますが、「アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)の主成分にはレプチンという満腹ホルモンを活発にし、受け取る側がキャパオーバーを起こして、満腹度を麻痺にさせてしまいます。
そうなると適切な量で満腹になっていたのにも関わらず、まだお腹が減っていると勘違いをお越し、食べ過ぎによる体重増加につながり太る原因になります。

②甘みを感じにくくなる

人工甘味料はほとんどのものが砂糖よりも甘みが強いです。そのため、人工甘味料を多量に摂取した場合、脳の中の快楽中枢を刺激し依存性が発生します。そして、この甘さを体が欲して無意識に人工甘味料を摂取するようになり、強い甘みを継続的に摂取したことで、舌を麻痺させ多少の甘みを感じにくくさせます。
甘みが感じにくくなることで、人工甘味料に限らず、普通の糖分・甘味料を取り過ぎやすくなり、太る原因となります。

③脂肪が蓄積しやすい体になる

食事・飲料から摂取した糖質は、インスリンというホルモンにより、体中の細胞にエネルギー源として利用されます。人工甘味料は体内に糖質として認知されず吸収もされないため、1日経過すると全て体外へ排出されます、そのためダイエットに最適だとされていました。
しかし、習慣的に摂取することでインスリンの働きが悪くなります。そのため糖質がエネルギー源として利用されなくなり、血糖値が上昇し、脂肪が蓄積しやすい体になり太ることにつながります。

④砂糖よりも高カロリーな人工甘味料を摂取している

基本的に人工甘味料は砂糖よりも低カロリーですが、甘さが半分で高カロリーなものもあります。そのため、知らない間に血糖値が上昇してしまい、太る恐れがあります。
人工甘味料と言っても様々な種類がありますので、事前に調べてから商品を購入すると知らないうちに高カロリーなものを摂取してしまうことは無くなるでしょう。

以上の様な理由から、エビデンスや経験則以外にも人工甘味料の摂取は化学的にも肥ると実証されています。

まとめ

本日は、人工甘味料が太る原因についてお伝えしていきました。カロリーが低いから、糖質がオフだからといって安易に甘い物を摂っていると気付かないうちにダイエットの妨げをしている場合があります。食品には成分表が付いていますので、その内容を確認する癖をつける事で思わぬ摂取は防げます。とは言え、あまりにもストイックに食事制限をし過ぎているとストレスを感じてしまいます。程よく気を付けつつ、たまに好きな物を食べるといったメリハリをつける事で過度のストレスを感じずにダイエットも成功させる事ができると思います☆

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