夏本番‼︎熱中症の症状と対策☆ 

こんにちは!福岡東区和白、新宮町のパーソナルトレーニング&コンディショニングジムでお馴染み、STEP代表トレーナーの松永です☆

夏も本番、この季節になると注意しないといけないのが熱中症💦熱中症は誰にでも起こり得る症状ですが、正しく対策を行っていく事で予防する事もできる症状です☆

そこで本日は、熱中症とはどういった病気で引き起こさない為にどの様な対策が必要かについてご紹介していきます✨

熱中症とは?

熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のことをいいます。また、重症度に応じて3段階に分かれます。

症状

Ⅰ度:現場での応急処置で対応できる軽症

  • 立ちくらみ(脳への血流が瞬間的に不十分になったことで生じる)
  • 筋肉痛、筋肉の硬直(発汗に伴う塩分の不足で生じるこむら返り)
  • 大量の発汗

Ⅱ度:病院への搬送を必要とする中等症

  • 頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感

Ⅲ度:入院して集中治療の必要性のある重症

  • 意識障害、けいれん、手足の運動障害
  • 高体温(体に触ると熱い。いわゆる熱射病、重度の日射病)

熱中症が起こりやすい場所

 熱中症といえば、炎天下に長時間いた、真夏の暑いなか運動をしていたといったケースを想像するかもしれません。しかし、こうした場面ばかりではなく、実は、梅雨の合間に突然気温が上がった時など、身体が暑さになれていない時期にもかかりやすい病気でもあります。
 具体的には、次のような環境で特に注意が必要です。

  • 気温が高い、湿度が高い
  • 風が弱い、日差しが強い
  • 照り返しが強い
  • 急に暑くなった

 意外なところでは、気温が低い日でも湿度が高いと熱中症にかかりやすくなります。
 また、家の中でじっとしていても室温や湿度の高さから熱中症にかかることもあり、救急要請時の発生場所では、住宅等居住施設が全体の37%を占め最も多く、次いで道路・交通施設が25%を占めています。最近ではこの様な室内型熱中症が注目されています。

対策

・ 暑さを避ける

 外出時にはなるべく日陰を歩く、帽子や日傘を使うなど。
 家の中では、ブラインドやすだれで直射日光を遮る、扇風機やエアコンで室温・湿度を調整するなど。

・服装を工夫

 理想は、外からの熱の吸収を抑え、体内の熱をスムーズに逃がす服装。
 素材は、吸収性や通気性の高い綿や麻などが望ましいです。
 また、熱がこもらないよう、襟ぐりや袖口があいたデザインもおすすめです。
 ちなみに、薄着のほうが涼しいとはいえ、インナーを着たほうが肌とインナー、インナーとアウターの間に空気の層ができ、
 外からの熱気を遮断してくれます。

・こまめな水分補給

 暑い日は知らずしらずのうちに汗をかき、体内の水分が失われます。のどが渇く前からこまめに水分を補給しましょう。
 ただし、コーヒーや緑茶などのカフェインが多く含まれている飲み物、アルコール類は利尿作用があるので適しません。
 また、汗をかくと、水分と一緒にミネラルやビタミンも失われます。水分補給だけではなく、ミネラルも補給するようにしましょう。
 スポーツ飲料は水分とミネラルを同時に補給できますが、糖分が多い為、飲み過ぎには注意が必要です。
 ミネラルを補給するには、麦茶などのほうがいいでしす。

・暑さに備えた体作り

 普段からトレーニングや有酸素運動など、運動で汗をかく習慣を身につけることも、大事な予防法の一つです。
 日頃から暑さに身体を慣らしておく事も予防となります。

熱中症の判断基準

気温や湿度が高い環境のなかで、立ちくらみ、筋肉のこむら返り、体に力が入らない、ぐったりする、呼びかけへの反応がおかしい、けいれんがある、まっすぐに走れない・歩けない、体が熱いなどの症状がみられたときには、すぐに熱中症が疑われます。
 なかでも、高体温、汗をかいていなくて触ると熱い、ズキンズキンとする頭痛、めまいや吐き気、意識障害がある場合は、重症です。

熱中症の応急処置

 熱中症が疑われる場合は、次のような応急処置を行います。

1. 涼しい環境に移す

風通しの良い日陰や、クーラーが効いている室内に

2. 脱衣と冷却

衣類を脱がせて、体内の熱を外に出します。さらに、露出させた皮膚に水をかけ、うちわや扇風機などで仰いだり、氷嚢で首やわきの下、太ももの付け根を冷やし、体温を下げます。

3. 水分と塩分を補給する

冷たい水、特に塩分も同時に補える経口補水液やスポーツ飲料などを。ただし、意識障害がある場合は水分が気道に流れ込む可能性があります。また、吐き気や嘔吐の症状がある場合には、すでに胃腸の動きが鈍っていると考えられるので、口から水分を入れることは避けましょう。

終わりに

夏はまだまだ始まったばかりで、これから更に熱中症のリスクは高まってくると思います💦一方でコロナウィルスの感染拡大に伴い、マスクが手放せない期間もまだまだ続きそうです…

マスクをする事により熱中症のリスクは高まりますが、感染予防の観点からは着用しないといけません😥熱中症を予防するには、基本的な対策に加え、屋外や人がいない場合はマスクを外すなど、時と場合に応じた対策が必要かと個人的には思います。

皆さん、体調には気を付けて楽しい夏をお過ごし下さい😊

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