ゴールデンエイジにおける運動の必要性☆

こんにちは!福岡東区和白、新宮町のパーソナルトレーニング&コンディショニングジムでお馴染み、STEP代表トレーナーの松永です☆

冬が終わり、暖かい日々が続いていますね🌸

みなさん、春はお好きですか?私は好きです😊

寒さが和らぎ暖かい気候となると公園や街中を散歩したりして春の陽気を感じたくなります♪

ただ、この季節にひとつだけ悩みがありまして…

何を隠そう私、花粉症なんです🤧

こんなに好きな季節なのに辛い症状に悩まされる日々、なんとかならないものかと毎年涙と鼻水にまみれて困り果てています😭💦

さて、春と言えば新年度の始まり✨

お子さんがいらっしゃるご家庭では、これから子どもに何か習い事をさせたいとお思いの方も多いはずです☆

STEPでは、今年の1月から少人数制のキッズ運動教室を実施いたしております🏃

本日は、子どもの発育に運動がどのような影響を及ぼすか、「ゴールデンエイジにおける運動の必要性」と題してお送りいたします😊

ゴールデンエイジとは?

ゴールデンエイジとは、子供の身体能力、運動能力が著しく発達する時期のことをいいます。

この時期は体の動かし方、動作、技術を短時間で覚えることができます。

この時期に一生に一度だけの貴重な年代をゴールデンエイジと呼びます。

ゴールデンエイジの種類

ゴールデンエイジは3つの区分に分けること出来ます。

プレゴールデンエイジ

プレゴールデンエイジとは、5~8歳頃の年代を指します。
神経回路の発達がもっとも進んでいる時期です。

この時期の子供はさまざまなことに興味・関心を示したり高い集中力を持っていますが、長くは続きません。
まずは遊びや簡単な運動を通してさまざまな動きを体験し、楽しいことを知ってもらうことが大切になります。

鬼ごっこや縄跳び、ボール投げなどに挑戦してみるのもおすすめです。

ゴールデンエイジ

ゴールデンエイジは、9~12歳頃の年代です。
神経系の発達が著しく、すぐに動作や技術を覚え身につけられます。

さまざまな動きを短期間・時間で習得できる時期なので、たくさんのことを学ばせてあげるのが大切です。
ゴールデンエイジはスポーツ界でも注目を集めてるワードで、一生に一度しかないとても重要な時期になります。

さまざまな運動・スポーツを体験させて、脳や神経に刺激を受けさせることが重要です。

ポストゴールデンエイジ

ポストゴールデンエイジとは、13~15歳頃の年代を指す言葉です。
筋・骨格系が急に発達し、パワーやスピードも成長します。

神経系統はすでにほとんど形成されているので、新しい動きや技術を短期間で習得するのは難しい時期です。
ポストゴールデンエイジの時期は、既に習得した動きや技術を維持しながらさらに質を高めていくことを重視してください。

遊びを交えた運動

STEPキッズ運動教室では、プレゴールデンエイジとゴールデンエイジの期間にあたる5歳〜12歳の間(年長〜小学6年生)を対象とした運動教室を行っています。

この時期に様々な運動やスポーツをすることが大切です。これらの時期は好きなことや面白いことに熱中し、すぐに飽きてしまう特性があります。

ひとつのことを繰り返し行っていくことも大切ですが、新しいことへのチャレンジが身体能力の発達を促します。遊びを交えながら目標設定を行い、クリアしていくことにより達成感と喜びを与え、運動の楽しさや意欲も育みます。

STEPキッズ運動教室の様子.1

STEPキッズ運動教室の様子.2

ゴールデンエイジが注目されている理由

幼児期のゴールデンエイジが注目されている理由には、「現代の子どもの体力低下」が関係しています。

具体的には、幼児期に

  • 活発に体を動かす遊び
  • 自発的な運動の機会
  • 体を動かせる環境

が減っている影響で、以下の表を見てもわかるように、

  • 現代の子どもは昔よりも体が大きくなっている一方で、
  • 運動能力が低下している

のです。

1985年と2018年の子どもの体力測定の比較

19852018
身長男子:143.2cm女子:145.5cm男子:145.5cm女子:147.1cm
体重男子:36.5kg女子:37.8kg男子:38.0kg女子:38.9kg
50m男子:8.8秒女子:9.0秒男子:8.8秒女子:9.1
ソフトボール投げ男子:34m女子:20.5m男子:27.9m女子:16.8m
握力男子:21.1kg女子:20.5kg男子:19.7kg女子:19.4k

現在はコロナの影響もあり、より外遊びがしにくい状態が続いています。そのため、上記の表から更に運動能力は低下しています。

運動能力と学力の関係

「文武両道」とあるように、学力も高ければ運動もできることは“理想”とされています。子どもを育てている方にとって、我が子には運動能力と学力どちらもそなえてほしいと思うのではないでしょうか。とはいえ、「学力を上げるには勉強が必要で、運動能力を上げるにはスポーツを続けなければならない」と文武両道はむずかしいと考えられがちです。このように別々に考えられている運動能力と学力ですが、実はこの二つは相関関係があります。

運動が学力に効果を及ぼす理由

運動が学力に影響する理由を3つの観点からお伝えします。

思考力が高まる

運動をすると、自然と体幹が鍛えられます。体幹と学力は直接関係がないように思えますが、勉強をするときの姿勢に大きく影響があります。たとえば「机にずっと座っていられない・だらっとからだを机に預けてしまう・正しい姿勢をとり続けることが大変」という子は、体幹を鍛えると学力によい効果が見られるかもしれません。
正しい姿勢がキープできる、キープすることが楽にできるという持久力・忍耐力がそなわると、深く呼吸ができます。すると、脳が活性化して思考力が高まります。さらに、有酸素運動後に読解力・管理能力が向上したという報告があります。

集中力が高まる

「運動をすると脳からさまざまな物質が分泌される」とお話しました。その中でも脳を活性化させるドーパミンは、運動後に分泌量が増えるものであり、学習能力と深く関係のあるものです。ドーパミンの分泌量が増えると感覚が研ぎ澄まされ、集中できる時間が長くなります。この効果は長時間続くとされており、集中したい勉強の前や集中力が途切れたときの気分転換に有酸素運動が効果的です。集中力というと、机にじっと座って高めるようなイメージもありますよね。実際には、からだを動かし運動することで、集中力は脳から高められます。

認知機能が高まる

認知機能とは、理解力・判断力のこと。勉強の中での認知機能というと、「記憶力や言語力、判断力」などをさします。これらの認知機能は、実は運動で育むこともできるのです。
たとえば自転車などののりもの遊びでは、進む方向を見てペダルをこぎ、スピードを調節しながらハンドル操作をおこなって、目的の場所でブレーキをかけとまります。このあいだに鍛えられる力加減や思考力は相当なものです。これらの「目で見て頭で判断し、力を入れてからだをつかって実行する」といった一連の動作がスムーズにできる力のことをコーディネーション能力といいます。コーディネーション能力をしっかりつかい鍛えると、認知機能は自然と高まります。認知機能というと「鍛えるのがむずかしい、大変な労力が必要になる」と思われるかもしれませんが、遊びを交えながら様々な運動をおこなうことでも自然と鍛えられるのです。

まとめ

STEPキッズ運動教室では走力、筋力、俊敏生、バランス感覚、柔軟など身体操作において基本となる体の使い方を指導していきます。

現在スポーツをされているお子様の競技力を向上させたい、なにか運動をはじめさせたいけどなにをはじめさせたらまだ分からない、運動が苦手だから克服・運動の楽しさを知って欲しいなどのご要望を叶えるための運動教室です。

STEPキッズ運動教室では、一生に一度のゴールデンエイジを少人数制でのレッスンにより、一人一人に向き合ったご指導をいたしております✨

見学と併せて無料体験も受付中ですので、この機会に是非ご検討ください😊

STEPではインスタグラムも随時更新中ですので、もしよろしければそちらの方もご覧下さい♪https://instagram.com/total.body.support.step?igshid=11oaedrn57qyg

この記事を書いた人