こんにちは!
パーソナルジム&スポーツ整体でお馴染み、STEP和白店代表の松永です☆
はじめに
皆さんは大腿四頭筋と聞いて何処の筋肉か分かりますか?
実はこの筋肉、太ももの筋肉なのです☆
では何故、大腿四頭筋という呼ばれているのか?
大腿四頭筋とは4つの筋肉が大腿骨を起始として構成されており、それらを総称して付けられた名称です。
それでは、その4つの筋肉とはどの様な物なのか、下記の通りとなります。
大腿直筋、中間広筋、内側広筋、外側広筋これらの筋肉は図の様にして構成されています。
大腿直筋
大腿骨を起始とする筋肉で股関節の屈曲や膝関節の伸展を行います。
中間広筋
大腿直筋の下に隠れるように下層に位置し、大腿骨を起始とする筋肉で膝関節の伸展を行います。
内側広筋
大腿部の内側に位置し、大腿骨を起始とする筋肉で膝関節の伸展を行う。
外側広筋
大腿部の外側に位置し、大腿骨を起始とする筋肉で膝関節の伸展を行う。
基本的にはこれらの筋肉は大腿骨を起始としていますが、始まりの部位が微妙に違っていたり、停止部が違う事により作用が少し異なってきます。膝関節の進展させる際にも、伸ばす角度などを変える事により優位に働く筋肉は変わってきます。
例えば、大腿四頭筋を単一的に鍛えるレッグエクステンションにおいては、つま先の向きをやや内側に入れる事により内側広筋に負荷が掛かりやすくなり、また外側に向けると外側広筋に負荷が掛かりやすくなります。
スクワットやレッグプレスといったトレーニングにおいても同じ事が言えます。
この様に、同じトレーニング種目でも角度を変えたり少し負荷の掛かり方を変えるだけでも違った刺激となり、筋肉の成長に役立てる事が可能となります。
まとめ
実は総称した名称を付けられているのは大腿四頭筋だけではありません。
同じく大腿部の後面にあるハムストリングも実は多数の筋肉から構成されており、日本語では大腿三頭筋という名前です。その名称の通り、実は3つの筋肉から構成されています。
筋肉の名前には由来があり、より深い知識を身に付けていく事でトレーニングもより楽しい物になっていくのではないでしょうか♪
本日は、筋肉に関する豆知識をお届け致しました☆