マグネシウムの働きと血糖値予防☆

こんにちは!和白、新宮町のパーソナルトレーニングジム&コンディショニングでお馴染み、STEP代表トレーナーの松永です☆

皆さんは、バランスの良い食生活はできていますか?好きな物を好きなだけ食べるという食生活が続くと、偏食により様々な病気を発症してしまう恐れがあります。

現代人の多くが発症している病気として代表的な物に、糖尿病があります。何と、その糖尿病のリスクを抑える栄養素があるとしたら気になりませんか⁈

本日は、そんな糖尿病のリスクを抑える栄養素、「マグネシウム」についてお伝えしていきます☆

マグネシウムとは?

マグネシウムの由来は古代ギリシアのマグネシアという地域で採れ、白マグネシウムと呼ばれていた物質に含まれていたことから、マグネシウムと名付けられそうです。

マグネシウムは、ほとんどすべての生合成反応や代謝反応に必須のミネラルです。また、カルシウムと密接に関与し、骨の健康を維持する働きもあります 。

マグネシウムは全ての細胞や骨に広く分布するため、精製・加工していない食品に万遍なく存在しています。通常の食事をしている健康な人では不足することはほとんどありません。医薬品やサプリメントなどとして過剰に摂取した場合、下痢などの消化器症状が起こる可能性があります。

不足によるリスク

マグネシウムが不足した場合には、不整脈が生じやすくなり、慢性的に不足すると虚血性心疾患、動脈硬化症などのリスクが高まります。また、吐き気、精神障害などの症状が現れたり、筋肉の痙攣を起こしやすくなったりします。さらに、近年、長期的なマグネシウムの不足が、骨粗鬆症、心疾患、糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクを高める可能性が示唆されています。

セルフチェック

下記のような不調をよく感じる場合、もしかしたらマグネシウム不足かもしれません。

 足がつる、ちょっとしたことで落ち込む、ストレスに弱い、イライラする、よく眠れな、疲れやすい、だるい、便秘になりやすい、偏頭痛に悩んでいる

日本人は、1日平均100mg程度のマグネシウム不足と言われています。

血糖値を下げる仕組み

糖尿病は血糖値を下げるホルモンであるインスリンが十分に働かず、血液中の糖が増える(血糖値が上がる)病気です。遺伝的な要素のほか、食べ過ぎ、運動不足などの生活習慣が影響して発症します。

インスリン抵抗性へ関与

また血糖値が上がる直接的な要因としては、インスリンの分泌不足とインスリン抵抗性(インスリンの効きが悪い)の2つがありますが、マグネシウムが関わるのはインスリン抵抗性です。マグネシウムはブドウ糖をエネルギーに変えるときに必要な栄養素で、インスリンの分泌を促して効きをよくする働きが期待できるからです。

糖尿病の抑制

なお実際に過去の研究では、マグネシウムをしっかり摂取していると糖尿病のリスクが抑えられることが明らかになっています。マグネシウムの摂取量が多いと、2型糖尿病の発症リスクが10-35%も低くなることも研究から明らかになっています。

多く含まれる食材

マグネシウムは、藻類、魚介類、穀類、野菜類、豆類などに多く含まれています。

一般的な食品スーパーなど身近なところで購入できる食品で、調理しやすく、日常的に摂取しやすい食品と言えます。

終わりに

マグネシウムは積極的に取り入れる事によりダイエットにも役立つという事が言えます。

摂り過ぎは逆に健康を害してしまう恐れがありますが、現代人に不足しがちな栄養素です。特に加工食品に頼った食生活をしていると不足してしまう事もある為、先ずはバランスの良い食生活を心掛け、自炊をしない方やそれが難しいという方はサプリなどを用いて積極的に摂る事を心掛けてみてはいかがでしょうか☆

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