カフェイン摂取のメリット・デメリット

こんにちは!和白、新宮町のパーソナルジム&スポーツ整体でお馴染み、STEP代表トレーナーの松永です☆

本日は、カフェインがもたらす影響についてお伝えしていきます。

はじめに

カフェインと聞いてまず最初に思い浮かぶ物として、皆さんどの様な物がありますか?私が最初に思い浮かぶ物としてはコーヒーです。

実際にコーヒーには多くのカフェインが含まれています。また、緑茶や紅茶などにも多く含まれおり、最近では覚醒を促す為のエナジードリンクなども販売されています。

カフェインの含有量については下記の表を参考にして下さい。

カフェイン

それでは先ず、カフェインについて簡単に説明していきます。カフェインとは有機化合物の1つで、ヒトなどに対して興奮作用を持ち、世界で最も広く使われている精神刺激薬です。また、作用として覚醒作用、解熱鎮痛作用、強心作用、利尿作用などがあります。これらを踏まえて、トレーナー視点からのメリット・デメリットをお伝えしていきます。

メリット

カフェインの覚醒作用により、朝の目覚めを促したり、筋トレをされている方であれば集中力のアップにも効果が期待できます。また、カフェインを摂ることで、脂肪燃焼効果が高まるとも言われています。

筋トレ前のカフェイン

カフェインを摂取することで、中枢神経が覚醒され、眠気や疲労が軽減されるといわれています。筋トレ前にカフェインを摂ることで、トレーニングにしっかり集中でき、疲れを感じにくくなる効果を得ることができます。

効果が出始めるのが摂取後30分程経ってからで継続時間が4時間程度とされています。ジムでトレーニングをされている方であれば、筋トレに出掛ける前に摂取し、ジムに着いてトレーニングを始めるタイミングで効果を感じて頂くのがベストだといえます。

カフェイン摂取による脂肪燃焼効果

カフェインには実は脂肪燃焼効果があることをご存知でしょうか?カフェインを摂ることで、交感神経が刺激され、脂肪細胞の脂肪分解酵素の働きを高める効果があります。

さらに、血管拡張の効果もあるため、身体の血行が良くなるという効果もあります。脂肪分解酵素の働きが高まることで、トレーニングにおける脂肪燃焼効果が高まります。効率的にボディメイクを行うのであれば、カフェインを活用するのも一つの方法だといえます。

デメリット

ここまでカフェインがもたらすメリットをお伝えしてきましたが、ここからはデメリットについてお伝えします。

カフェイン中毒

筋トレ時や必要以上にカフェインを多く摂りすぎてしまうと中毒症状が起きてしまいます。

カフェインの過剰摂取により、人によっては気分が悪くなってしまうこともあります。

心拍数が上がったり、不眠症や、下痢、吐き気などの健康被害を引き起こすこともあります。

日常的な多量摂取はNG

日常的に多くのカフェインを摂ることも注意が必要です。

エナジードリンクやコーヒーなどでカフェインを摂取していると、どんどん耐性ができてしまいます。

集中力を上げたいときにカフェインを飲んでもなかなか効果が得られなくなったり、逆にカフェインを摂取しないと眠気や疲労感が強く出てしまうこともあります。

摂取の目安

1日のカフェイン摂取量は成人であれば400mg、コーヒーでしたらマグカップ3杯まで、妊娠を予定している女性であれば300mg、コーヒーでしたらマグカップ2杯までにとどめる必要があります。

また、ダイエット中の方もカフェインの多量摂取は利尿作用とは別に体を浮腫ませてしまう事になる為、コーヒーであれば飲んでもマグカップ1〜2杯で抑えて頂くのがベストです。

まとめ

カフェインはメリットとして様々な作用がありますが、過剰摂取によるデメリットもあります。特にコーヒーや緑茶などを日常的に飲まれている方はもしかしたら摂取してしまっているかも知れません。

ジムでの筋トレ前やダイエット、集中力を上げたい時など、ここぞというときに適量を摂取する事で効果を高める事ができます。

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