冬季オリンピックの歴史と歩み

こんにちは!和白、新宮町のパーソナルトレーニングジム&コンディショニングでお馴染み、STEP代表トレーナーの松永です☆

はじめに

現在、北京で開催中の冬季オリンピックですが、選手達の姿にとても感動を覚えます✨今回の開催も含めて時に予想外の事が起こるのもスポーツの魅力であり、厳しさでもありますよね😢

そこで本日は、2022年2月4日から2022年2月20日まで開催中の北京2022オリンピックに因んで、冬季オリンピックについてお話していきます☆

冬季オリンピックとは?

それではまず始めに、冬季オリンピックの正式名称からお伝えしています。日本語の正式名称は「オリンピック冬季競技大会」と言い、近代オリンピックのオリンピズムに基づいた平和の祭典です。4年に1度、冬期に雪上競技と氷上競技といったウィンタースポーツの競技大会が行われます。冬季オリンピックも夏季オリンピックと同様に、あくまで平和の祭典であり、他の競技大会とは異なり総合スポーツ大会に留まらない意味合いがあります。

競技

現在、北京オリンピックではアイスホッケー、アルペンスキー、カーリング、クロスカントリースキー、ショートトラック、スキージャンプ、スケルトン、スノーボード、スピードスケート、ノルディック複合、バイアスロン、フィグュアスケート、フリースタイルスキー、ボブスレー、リュージュの15競技が開催されています。

歴史

冬季オリンピックは1924年に開催されたのが始まりです。普段、『オリンピック』と言っている夏の大会から遅れること28年後に開催されたのが始まりです。第1回大会はアルプスの最高峰モンブランのふもとにあるリゾート地シャモニー・モンブランで開かれました。しかし、実はこの大会はフランスが主催、国際オリンピック委員会が名目的に後援して実施された『国際冬季競技週間』で、これを翌1925年になって国際オリンピック委員会が『第1回冬季オリンピック競技大会』として“追認”した、という奇妙な経過をたどっています。

開催時期の変化

もともと現在とは違い、近代オリンピックは夏季オリンピックと冬季オリンピックが同じ年に、4年ごとに行われていました。しかし、1986年に国際オリンピック委員会で行われた総会により、1992年のバルセロナ夏季オリンピック、アルベールビオ冬季オリンピックを最後に別々の年に行われる様になりました。夏季オリンピックも冬季オリンピックもそれぞれ4年毎に開催されていることに変更はありませんが、夏季オリンピックはオリンピアードの第一年に行い、冬季オリンピックはオリンピアードの第三年に行うように変更されました。

天候との戦い

冬季オリンピックの開催にあたり、発足当初は北欧が冬季大会創設に反対していました。氷は人工で作れても、雪とスロープは作れないから(北欧以外で大会を開くのは無理)」と嫌みを言われていたそうです。その言葉を占う様に、冬季オリンピックにおいては天候の影響を大きく受け、暖冬や気温の上昇により氷のリンクが溶けて競技を中断したり、競技によってはオリンピックの閉会式後に延期して行う競技もあったそうです。

日本と冬季オリンピック

日本の歩み

日本人選手の冬季オリンピックへの参加は、第2回大会からでした。選手はスキーのノルディック種目の6人だけで、これに監督が1人ついて、計7人という小編成のチームでした。第3回大会には、スケートから男子のスピード4選手、フィギュアの2選手と役員4名、スキーからは選手11名、役員1名が参加し、参加人数を大きく増やしていきました。

日本人選手が冬季オリンピックでメダルを獲ったのは、通算5度目の大会がはじめてでした。猪谷千春選手がアルペン・スキーの回転競技で銀メダルを獲得。日本中を歓喜させました。更に当時ではヨーロッパ選手以外で初めての快挙でもありました。

日本開催

日本では、これまでに冬季オリンピックは1972年に札幌と1998年に長野の2度開催されています。また、札幌オリンピックは1940年に1度開催予定となっていましたが、第二次世界大戦のために取りやめとなっています。

終わりに

現在、北京で開催中の冬季オリンピックですが、様々な問題が囁かれています。そんな中、参加選手の皆さんは人生を懸けて競技に挑まれている事だと思います。

政治やスポンサー事情などを無しにして、オリンピックは平和の祭典であるという事を改めて見直していただき、原点に立ち返り、選手ファーストの開催に努めて欲しいとトレーナーの私からの切なる願いです。

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