こんにちは!和白、新宮町のパーソナルジム&スポーツ整体でお馴染み、STEP代表トレーナーの松永です☆
はじめに
8月に入り暑さは増すばかり、まだまだ暑い日々は続きます☀️全国至る所で熱中症アラートが発令され、皆さん体調管理には注意されている事とは思いますが、それでも体調を崩してしまうという方は多いのではないでしょうか😥夏場の病気として多い物は、以前ご紹介した熱中症もそうですが、脱水症を起こされる方も多いいらっしゃいます💦
そこで本日は、脱水症のメカニズムとその予防方法についてお伝えしていきます☆
脱水症とは?
脱水症とは体内の体液が不足した状態のことを言います。体液は単純に水だけでなく、ミネラルと水分で構成をされています。この体液は人の身体を維持するために非常に重要です。その割合は成人で60%、高齢者で50%、乳幼児など子供で70%ほどとなっています。
軽症
脱水症の症状が出ていて1~2%体重減少が見られている場合。
・普段より多量に汗をかく
・喉が渇く
・めまい、吐き気
・ぼんやりする
・重苦しい
・食欲減退
・血液濃縮
・尿量減少など
軽症であっても中等度の脱水寄りになると汗は出なくなっていきます。
中等症
体重減少の割合が3~9%ほどであれば、中等度の脱水症。
・吐き気
・全身脱力感
・動きが鈍くなる
・皮膚の紅潮化
・疲労および嗜眠状態になる
・感情が鈍磨したりいらいらしたり不安定になる
・無関心になる
・手足のふるえ、ふらつき
・頭痛
・体温上昇
・脈拍・呼吸の上昇及び呼吸困難
・幻覚、めまい
・言語不明瞭
・精神錯乱など
重症
10%以上の体重減少の場合、重症であることが考えられます。
・筋痙攣
・失神
・舌の膨張やしびれ
・不眠
・腎機能不全による尿量減少もしくは消失
・飲み込み困難
・皮膚乾燥及び感覚がなくなる
・目の前が暗くなる、目がくぼむ、聴力損失など
なお、体液の20%を消失すると生命維持が難しくなり死亡してしまいます。
セルフチェック
軽症から判断する事で、重症化を防ぎ素早い対応も取りやすくなります。
・普段よりも汗が出るor全くでない
・喉が渇く
・ぼーっとする
・体温が上がっている
・食欲がない
・唇がかさかさしている
・だるい
脱水症の予防方法
脱水症になる原因は水分を摂らないことと、発汗による多量の水分喪失です。例えば夏場の外出やスポーツなども脱水症をおこす誘因となりますが、その他にもインフルエンザなどのウイルス感染による発熱や発汗、高温及び乾燥している環境へ長時間身を置くことも脱水症の原因となります。
脱水症を予防、対策していくためにはこまめに水分を補給していくことが必要です。特に経口補水液は人体の体液に近い成分が含まれており、浸透圧の関係からもお勧めです。また、ポカリスエットやミネラルの入っている麦茶を少しずつこまめに飲むのも効果的です。一気に多量に飲んでも十分に吸収されないので少しずつこまめにというところがポイントです。
更に、キンキンに冷えたものも身体には吸収されずに尿として体外に排出されてしまうため、人肌程度のぬるめのものをこまめに摂ることをおすすめします。
水に適量の塩を入れたり、水分摂取の際に併せて塩あめを舐めたりするのも効果的です。夏場は特に、普段の食事から塩分が含まれる味噌汁や梅干しなどを摂る事によって脱水症予防へと繋がります。
また、高温な場所や乾燥している場所へ長時間身を置くことを控えましょう。喉が渇いた、体温が高くなっている、吐き気がするなど脱水症と思われる症状を感じた場合には熱中症と同様に涼しいところに移動して水分を摂るようにしましょう。
終わりに
熱中症と同様に、脱水症も誰にでも起こり得る病気です💦特に夏場は自身の体の状態を把握して、セルフチェックを行う事で未然に防ぐ事が出来ます☆楽しく夏を満喫する為にも、小まめな水分、ミネラル摂取を心掛けて頂ければと思います😊